目的は”学び”

いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

相性の鑑定をさせて頂いていて、時々、全てが真逆のご夫婦を観ることがあります。あるいは、お互いに前世からの因縁が全く無く、今回、初めて出会う同士、つまり相手の性質が全く未知同士という相性にも出会います。

これの相性が良いですか？と聞かれた場合、普通に観れは「相性は良くないですね」という事になります。真逆の性質であれば価値観が全く合わず、日々の生活においても「なんであなたはそうするの？！」「どうしてわかってくれないの？！」「それ、違うんじゃない？！」という事の連発になりますから。最初は相手を理解しようと理性が働き、愛情を注ぐ気持ちも有るのですが、理解できない日々、理解されない日々がず〜〜〜〜〜〜〜〜っと続けば、それは最終的に苛立ちなり、怒りとなっていきますから。

お互いに初めて出会う同士の場合は、時間をかければ理解できてくる可能性もありますが、どこまで自分の忍耐が続くか？で、怒りになるか？理解できる相手になるか？の結果も変わってきます。手探りなのでその方の性質によっては、理解できるまでがホントにしんどい事になります。

ですが、この2つのパターンは”運命の人”です。”運命の人”という言葉にロマンスを期待しているのであれば【残念！】と申し上げるしか無いのですが、これは運命の人同士です。賢明な読者の皆様にはおわかりの事と思いますが、この相性は”魂レベルでの運命の人”です。魂のレベルをお互いに上げようとする運命の人です。

なので、人間的には非常に辛い、試練の多い組み合わせです。他人なら許せる事でも身内（夫婦）となれば、甘えが出てきますし、身内なんだからわかって当たり前！という訳のわからない言い分も出てきます。そういう事を踏まえて、乗り越えて、理解できない事を許したり、理解できない相手をなんとか理解したり、理解してもらえない事を良しとするなど”こうであらねば”という自分の執着を手放す為に、試練の道を共に歩くための運命の人、と言えるのです。

では、運命の人だから分かれてはいけないのか？そんな事は無いです。別れる事でも学びはありますから、運命がそのように運べば、それがその時の正解です。

それにしても運命とは本当に面白くて、相性が真反対で、夫婦としてではなく仕事や社会の仲間としての繋がりであれば、とっても良い相性！というご夫婦もいれば、夫婦になればいいのに！と思う相性同士が仕事のつながりだけしか無い、という場合もある。それはそれで学びなんでしょうが、世の中、ままならいのだな〜という事を痛烈に感じます。

ままならないのはままなりませんが、理由（相性が悪いとか、夫婦になった方が良い相性だ、とか）がわかっていれば、ままならない現状に対しての振る舞いは、相当、変わってきます。

相性が悪い？ダメじゃん！ではなく、相性が悪い、だからどうする？ここが学びどころです。

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