まぁ、そこに行き着くよね

いつもお立ち寄り頂き
ありがとうございます。

またまた｢僕らは奇跡でできている｣の話。
変わり者でマイペースな主人公、一輝さんが
自分のやりたい事を語る頑張り屋の美人歯科医の
育実さんに、

｢それ、本当にやりたい事ですか？｣と。

恐いわ〜〜！
恐いわ〜〜！
恐いわ〜〜！

と思いながら見てました（笑）

私もこの問い、ずいぶんされたし、自分でしたし。
これを問い詰められるとアタフタしてました。

主人公がそう聞いた要因として、彼女が
《やりたい》と思っている事は全て世間体で
”すべき事”という印象で、更に本人が楽しそうでは
なかったから。
親から受け継いだクリニックを維持しなければ
繁栄させなければ、という強迫観念、義務感からの
《やりたい事》に見えました。

”べき”とか”ねば”でやっているように見えた時
本当にやりたい事は何？と問い詰められると
＜見たくなかった自分＞＜認めたくない自分＞
にぶち当たってしまうので、それに向き合った時の
自分を思い出してゾワゾワ。この質問のシーン
ホント恐いわ〜〜〜〜〜！だったのです。

それを認めると、体の力は抜けるし、
気持ちも楽になるので、結果、良い事なのですが
そこまでのプロセスがキツい。

【愛されたい】

育実さんは結局、自分の思いに気づいて
少し泣いてましたけど。
やっぱり、その思いに至ったか･･･と観察しつつ
そこに至ったんなら、号泣レベルだろ！と
ちょっとツッコミたくなりました。

ほんとうにやりたい事。
実は【行為】じゃない事もあります。
愛されたい、という素朴な欲求だったりします。

今にして思えば、愛されたい、というのは
人として、とっても素朴で自然な欲求だな、と
思うのですが、それを抱え込んで隠している時は
”気づきたくない””気づかれたくない”と
無意識に”やましいもの”としていたように
思います。

本当にやりたい事というのは
そういう欲求を自分に許してやる事。
なのもしれません。

現実行動的な大きな目標を立てて実行する
方向からでも、自分のメンタル、ため込んだ思い
に気づく方向からでも、どちらから行ったとしも
行き着く先は同じです。

自分を満たしてやる事。

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