臨死体験

いつもお立ち寄り頂き
ありがとうございます。

面白いお話を聞いてきたのでシェアします。

臨死体験をされた方です。
しかも２回。

１回目の時は三途の川まで行って
「渡りたくない！」
と帰ってこれらたそうです。
ツワモノですね。

２回目は閻魔大王の首を絞めて戻って
来られたそうです。
更にツワモノですね（笑）
そして、その時【そうだったのか・・・】と
一種の悟りを得て帰って来られたそうです。

閻魔大王と言えば、あの世の入り口で
待っていて、生前の所業を精査して
天国と地獄、どちらに行くかを決める神様。

その方、しっかり罪を裁かれたようです。
そして、あんまり、あんまり自分の事を
（主に悪行と思っていた事）
閻魔大王が知っているので腹が立って
この〜〜〜！とばかりに閻魔大王に
掴みかかって首を締めたと。

閻魔大王って、きっと会ったら怖いはず。
相当怖いはず。
なのに逆らうほど腹を立てたという事は
よっぽど腹に据えかねた、つまりは
気にしている事ごとを言い当てられ
図星すぎての逆ギレされたかと。

そんな状態で、その方は、くぅ〜〜〜っと
全身の力を込めて、青筋立てて
力を込めながら、閻魔大王憎し！とその顔を
睨みつけていたら・・・あれ？

俺の顔だ！

「なんて事だ！」
その瞬間、閻魔大王とは自分の事だった、
と悟ったそうです。

自分の事を裁き、自分自身を苦しめたのは
苦しみを与えていたのは、まさに自分。
自分が自分の枠を作って裁いていたことに
他ならなかった・・・

それに気づいて、帰って来られたそうです。

「どうして俺の事を、あんなに詳しく
知っているのかと思ったけど。
そりゃそうだよね。自分なんだから」
わははっ！と笑いつつも、その方は、
しみじみと、そしてその時の気持ちを、
今また噛みしめるように
こうもおっしゃってました。

「自分を苦しめているのは自分なんだよ」

本などで、臨死体験のお話を聞きます。
”愛”や”光”に包まれて、全てはひとつ、
全ては愛だった！と気づいて帰ってきたという
お話はよく聞きますが、閻魔大王に歯向かって
帰ってきたとは、ビックリなケースです。
これを聞いた私は、自分を裁くことなかれ
人を裁くことなかれ、というメッセージを
もらっているのだなぁと。

全ては自分。
それを裏付けるお話。
とても興味深く聞かせていただきました。

どっちが正しいか？
自分にしろ、人にしろ、それを決める（裁く）
必要は無く、ひいては比べる必要もなく
「どうしたいか？どう在りたいか？」だけを
追求すべし。

癖や性質で、きれいさっぱりやめる事は
できませんが、日々、実践し精進いていこう
と改めて思ったのでした。

 

 

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