自分を尊重

いつもお立ち寄り頂き
ありがとうございます。

起こった事は全て良きこと。
そう言える人は、最初からそう言っていたのでしょうか？
そうだとは思いません。
人生をやっていくうちに、そう言えるようになったのだと思います。
私の経験も含めてですが。

どうやったって、良きこととは思えないし、
感謝すらできない。
そんな思いを持っている方も多いハズ。
口では「感謝」とか「良き事」と言っているけれど
心底そう思っているか？というと疑問です。

以前は私もそうでした。
感謝する、と言いつつも、本当に感謝の気持ちが
あったかと言うと疑問です。
３回に１回くらいは、本気で感謝する出来事に
出会っていましたが、あとは”そう思わなければ”
という気持ちで”感謝”や”良きこと”と言っていました。

今は、素直に感謝ができますし、起こった事は全て良きこと。
世界が私に意地悪する訳無い！と思えます。

なぜ、そのように感覚が変わったのか？
心のわだかまりを吐き出したからです。

子供の頃から起こっている、理不尽な事
悲しい現象を書き出し、それについて全て
文句や悪口、批判ややっかみなどなどを書き出して
自分がどれくらい不満を抱えているか？を明確にしました。

不満を持ってはいけない。
と、一括りに言われますが、本当にそうでしょうか？
不満はひとつの意見です。
考えです。
それを持ってはいけない、というのは無理があると私は考えます。

外に対してぶちまけるから、たしなめられたり
反論されたりするのです。
密かに、自分の意見として取り扱えば、他人からとやかく言われる事はありません。

自分の前に、自分の意見を洗いざらい出してしまう事で、自分が何を考えているかわかります。
そのひとつひとつは”大切な自分”の大切な意見です。
主張です。
それらを蔑ろにするというのは、自分を蔑ろにするのと一緒。

どうか”しょーもない事”などと捉えず、大事な意見として尊重して下さい。
重要な訴えとして、取り上げて下さい。

そうするうちに、どんどん、自分が尊重されていきます。
自分はもちろん、人からも。

そんな作業を繰り返すうちに自然に感謝ができるようになり、全て良きこと、と自然に思えるようになっていきます。