天中殺で運氣を観るとは？

いつもお立ち寄り頂きありがとうございます。

天中殺については何度か書きました。

運命学では天中殺を運氣の鑑定に使う場合と、本人の資質の鑑定をする場合に使えます。

天中殺の種類は６つ。

【子丑天中殺】を持っている方
【寅卯天中殺】を持っている方
【辰巳天中殺】を持っている方
【午未天中殺】を持っている方
【申酉天中殺】を持っている方

運氣を観る場合は、子丑天中殺を持っていれば、子年、丑年に、子の月、丑の月に、子の日、丑の日に、ちょっと語弊はありますが、運の悪い事があるよ、みたいな判断の仕方になります。わかりやすく”運が悪い”という言い方を、まずはしますが、実のところそれは、運氣が上がる、あるいは次のステージに上る前の”禊（みそぎ）”みたいなものです。しんどいですが、避けて通ろうとすると、更にやっかいな事になります。天とのつながりが切れている時なので、大きな事を起こすとうまくいかないパターンが多く、それが後々、悪影響を及ぼし続ける可能性があります。最も、天中殺について知っていれば、後を引きずるような事にはなりませんが。

天中殺の理論は、昔の中国のおじさん達が、いかに災い無く生きていけるか？という事で考案されたもの、だそうです。

その災も人間には３つの災いがあり、

１つは宿命からの因縁、家系や生まれながらに持っている業で、避けては通れないもの。

２つ目は天災。これも人智では避けて通れません。

３つ目は人災。人間が行動する事によって起こる事象、口の災いや競争心からの災いなど、人間が人間なりに考え、行動した結果生じる災い。

天中殺は、この３つ目の災害を最小限に防ごう、と考えられた理論なのだそうです。昔から、人間の心が生み出す”災い”っていうのは変わらないですから、現代人にも通用するって事です。

先にも述べた通り、天中殺の間は天とのつながりが切れています。天から見れば「自分ひとりでやってみな」的な「可愛い子には旅をさせろ」的な期間です。成長させるべき時、という事。楽園から追放され困惑する図、を思い浮かべていただければ、わかりやすいかな？（逆にわかりにくい？？）

天中殺が巡っている時は、そういう時期だ、という事を自覚していれば、それそうおうの対応、対処ができます（大きな事はやらない、とか）その時期が来る事がわかっていれば、大きな事を前倒しでやるとか、もう少し時間をかけて天中殺が抜けてから行うとか、色々対策は立てられます。スケジュール管理ができます。

何が起こる、という事は予言できませんが、自分の学びの”課題”がやってくる、という事です。自分の課題がうっすらわかっている方には”キターッ！”的な何かが起こります（笑）

なぜ、このよな事が・・・と思う場合は、その中に自分の課題があるはずだ！と向き合ってみてください。面倒ですが、今で無ければ別の機会に、今生でクリアできなければ来世にやってきます。（と私は信じています）課題ですから、超えられないはずの無い壁です。これで人生がまた豊かになる！とトライしてみてください。

以前からの説明の重複にはなりますが、これが天中殺で運氣を観る、という事のざっくりのご説明です。

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