天馳星

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１２個のうち、最後の星は＜天馳星＞。すっかりあの世に行ってしまったイメージ。魂だけになったイメージです。無の世界を表す星でもありますので、精神力の強さはピカイチ。瞬発力も抜群です。ですが持続力となると、ちょっと弱いです。新規事業の立ち上げなど、スタート時には爆発的エネルギーで没頭して良いですが、ある程度安定し、軌道に乗ったら人に任せるのが妥当です。本人も興味を失いかけている頃なので、任せてしまった方が良いのです。霊感や予知能力など、特殊な能力がある場合が多いです。追い込んで自分を磨き上げる傾向があり、切磋琢磨する事で才能が磨かれ運気も上がりますが、やりすぎるとパタンと倒れてしまうので、見極めながら、自分の体と相談しながら進んで行くようにしましょう。

初年期にある場合、天極性と同じで親の運気とシーソーゲームになります。自分の運気が上がれば、親の運気が低迷し、親の運気が上がれば自分の体調不良が表れる、という風に。人間がコントロールできる事では無いので、自分たち親子は、そういう運気の流れにいるんだな、と楽に受け止めてください。この星を持つ子供さんは発想がユニークで特に時間の感覚がありません。周囲から「変わった人」「ルーズな人」と思われる事があります。幼少期から時間の観念をしっかり教える事で改善はできます。

中年期にある場合、運勢の谷間の時代です。上手く行っていたのに行き詰まる。家庭崩壊やリストラなどのアクシデントに見舞われる可能性が大きいです。ですが、その時こそチャンスです。今まで自分らしく生きて来なかった人生を見直す時です。コレまでの人生と決別の時です。頑張って、崩壊を食い止めるより、一旦、崩壊してしまった方が、復活が早いです。落ちて、決別を決めてからは一気に運気が上がり飛躍します。

晩年期にある場合、忙しい老後になります。魂だけで飛び回る、というイメージどおり、じっとしてはいられず、何かしら忙しくしていないと落ち着きません。体を動かす事でエネルギーを発散し、心の安定を保つ事ができますので、動ける間は家族の為に動き回ります。

役に立つ事が好きで動き回る事も好きですが、世のため人の為に、という動機は”ダサい”という発想があり、どうせなら自分の好きな事で人の役に立てればいいじゃん！なんて美学があります。自分勝手に好きな事をしているように見えますが、実は役に立つ事を考えて行動しているのがこの星の特徴です。

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