勝つのは・・・

いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

正義と悪、どちらが強いでしょうか？

答えは悪です。

というのは運命学の考え方。悪は強いのです。ここで言う”悪”とは”誘惑”の事。甘い誘惑。例えて言うなら、身体の為を思ってするダイエットを正義とするならば、ケーキや呑みのお誘いなんていうのは甘い誘惑、”悪”となります。想像してみてください。どれだけ、どれだけ、どれだけそれが正義を揺るがすか（笑）

えーい！ダイエットは明日から！ケーキ食べちゃおう！飲みに行っちゃおう！

正義が悪に負けた瞬間です。

悪は強い刺激とも言いかえられます。快楽とも言いかえられます。自分がどっぷりと浸かってしまうもので、それによって健康被害、あるいは運氣に差し障りが出る、家族が迷惑するなど、どう考えてもあとでバチが当たりそうだよね、という行為に走るものは”悪”と言ってもいいでしょう。

もちろん、それを経験する事で人生をやり直す、改心して真逆の人生を歩き出すようになれば、前述したような”悪”も”良きこと”に置き換わります。

今は”悪”でものちのち”善”になるかもしれません。それは自分次第です。自分の運命、命の運び方によります。人や書物など”良き出会い”があり、充実した人生に転じていったならば、実は全てが善、正義だった、という事になります。

運命学の観点からすると、悪に負けるのが当たり前です。悪が強い、という前提ですから。だから誘惑に負けたとしても、いちいち「あーだめだった！」などと自分を責める必要はありません。「なんて人間らしいんだ！」と自分を褒める・・・ちょっと違うか。褒めるではなく認めてあげればいいんです。褒めたっていいですけどね。褒めるにこした事はありませんから。

私って人間らしい〜〜〜！とっても普通！普通バンザイ！

そして、そこから考えればいいのです。とっても人間として普通な事ができました。ではその先どうする？と。そこから進歩したい！と思えば、ちょっと正義を強めにすればいいです。ちょっとだけ悪に歯向かえばいいのです。そのままでいいなら、本当にそのままでいいのです。変わりたくない時は、誰が（他人でも自分でも）押しても引いても変わりませんから（笑）何度かそれを繰り返したり、変わらない事に本気で飽きれば、いやでも動き始めます。人というものは。

土の性質を持つ人は、特に動くより待つ方が本質です。土以外の性質は、どちらかと言うとサクサクと動くので、そういう周囲の人に感化されて”動かなきゃ！”となってしまうと本質からずれます。ある意味”土の正義”が悪に負ける瞬間です。

悪は強い。自分が惑わされる全ての事を”悪”とするなら、自分の持つ性質を正義とするのがいかに難しいか。つまり、自分らしさを保つのは難しいのです。

正義は最後に勝つのがセオリー。負け続けていたとしても「やむ無し、やむ無し」とニコニコとしている方が、福の神も味方をしてくれ、結果、正義が勝つまでのスパンが短くなりそうな気がしませんか？

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