陽占　２　位置があります

位置に名前もあります。

中央に書いてある星が本命星です。これが”自分の知る自分”を大きく占めるところです。自分が知っている自分。自分が大切にしたい事、自分が自分の性格はこうだ、と思っているところです。この部分の性質を知っているだけでも、ずいぶんと行き方が楽になります。本命星も、自分の本質、要、となる部分ですので、この性質を嫌う事は自分の事が嫌いだ、という事になります。

嫌うのではなく、裁くのでもなく、こういう所あるよね〜（笑）と、ふわっと包み込めるようになると、自分も他人も許せます。

これは心理学的な見方ですが、他人の許せないところがあるのは、自分の中のそれを許せない！と思っているから、という場合もあります。自分がそれをする事を許していない、我慢しているのに、他人が堂々とやっていると、腹が立つものです。どうしても許せない事があって、神経を逆なでされ、その状態が嫌であれば、「あんたのそこが許せないのよ！」と思うのを「私はそれを守っているのに！」とか「私はそれを我慢してるのに！」とか、思ってみて下さい。要は、私はちゃんとやっているのに、お前は何だ＝＝！！！という視点で捉えてみてください。

”それ”を守る人には守る人の世界が、守らない人には守らない人の世界があります。全く別の世界です。怒っているのは、その人を自分の考えに従えたい、あるいは、一緒の世界で生きたい！と望んでいる姿です。

「冗談じゃない！」

と思ったのであれば、あっちはあっちで勝手にやればいい、と自分と怒った相手を切り離して下さい。怒ってる時間を楽しい事に費やす時間にするために。

美味しいケーキが出来上がるのに、使う材料は別々の物を入れます。卵に小麦粉にバターに牛乳に。これだけバラバラのものを混ぜてこねって、焼いたり冷やしたりして、美味しいケーキが出来上がります。人間社会も家族関係も同じです。別々の材料があるから味わい深い”何か”が生まれる。考え方はバラバラでいいんです。ただ「ああ、そうなんだ」と理解してしまえば、気にならなくなります。”それ”を嫌いな事も、ああそうなんだ、と理解してあげる。何なら、嫌う自分を好きになってしまえば、問題はありません。

ゴキブリが嫌い、そんな自分が愛おしい。
あの人が嫌い、そんな自分が愛おしい。
苦手になるには、それなりに理由がありますからね。それもひっくるめて愛おしい。

あ。
ついつい、心理の方に走ってしまいました^^;
次回は、もうちょっと陽占の解説をしていきますね。

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