海底の宝

いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

昨日、スパルタな運命学という事で書きましたが、どういう風にスパルタか？辛辣か？他の人を例に出すと、色々・・・色々支障をきたすと思いますので（笑）私を例にさせて頂きます。

陰占、宿命の方で観るのですが、まず【庚子（こうきんのね）】というのを私は持っています。これは日柱にありますので、無意識の私を語る部分になります。

【海底の宝】

これが庚子につけられている名前、別名と言ったらいいのかな？とにかく、この干支（かんし）のキャッチフレーズです。

”宝”とあるので、あら素敵！と思われるかもしれませんが、よく読んで下さい。【海底】とあります。海底にあるんです。

誰が見つけるの？！

宝石は身につけられて、あるいは愛でられてこそ価値のあるもの。海底に沈んでいたのでは、クソの役にも立たん！（あ、お下品で失礼^^;）宝石は魚のエサにもならないし、本当にどうしようもない、という感じです。

タイタニックのように、沈んだ歴史が明らかで、そこにお宝があった、という明確な記録があれば、誰か探しにきてくれるでしょうが、人知れず沈んだなら誰もわからないし。そもそも、そこにあったものなら、なおさら誰も気づかないという。

というように、それぞれの干支に辛辣なキャッチフレーズがついています。更に【庚子】は＜異常干支（いじょうかんし）＞という部類に入り、普通の干支より、ちょっとだけ人生のハードルが上がるようになっています。異常干支を持っていない人より、人生の課題が多いのです。

運命学で学ぶ事は”寒々とする”ような内容です。はっきり言って、良いことは書いてありません。テキストを見ても専門書を読んでも”寒々とする”ような事”や”不安になる”ような事が書いてあります。なので、そっくりそのままよむと『怖い！』で終わってしまいます。

ですが、悪い事の裏側は良いことです。陰陽は一体です。書いてある反対側の良い所を自分なりに解釈すれば良いのです。不都合な事が書いてあるので、都合の良いことに変換すればよいのです。海底の宝だって、地上にあれば、いろんな人が奪い合いをするかもしれません、翻弄されるかもしれません。海底にいれば、そういう喧騒に巻き込まれず、静かに輝き続ける事ができます。海底の宝というキャッチフレーズが指し示す所は、どこに居ても海底の宝のように、自分らしく輝く事を目標に、という事ではないか？と私は解釈します。

辛辣なキャッチフレーズですが、突き詰めれば自分の長所や指針が書かれているのです。怖がらずに、イメージをふくらませる事が必要ですが。昔の人は、その人の発想力に期待して辛辣な文章を残したのでしょうかね？

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