五行バランス

いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

陰陽五行を用いている運命学では、生年月日から、その方の五行バランス詠みときます。読み解く、と言っても計算して集計して、その方のその年の五行バランスを観ます。

五行バランスを知る事で、感情や肉体に与える影響がわかります。生年月日から算出される五行バランスに、10年ごとの大運と毎年の年運の五行を加え、その年の五行バランスを算出します。

ちなみに、五行の対応は以下の通り。東洋医学に触れているかたにはスタンダードなものですね。

木
感情：怒り
臓器：肝臓
症状：胸や脇が張る、イライラ、手足の震え

火
感情：喜ぶ、楽しい
臓器：心臓
症状：動機、胸の痛み、不眠、多夢、物忘れ

土
感情：憂う
臓器：脾臓
症状；食欲不振、腹部の張り、ゆるい便、むくみ

金
感情：悲しみ
臓器：肺臓
症状：咳、喘息、多汗、風邪をひきやすい

水
感情：恐れ
臓器：腎臓
症状：腰や膝がだるい、失禁、痔、耳なし、白髪、脱毛、糖尿、不妊

火の＜喜ぶ、楽しい＞はポジティブな事ですが、過ぎたるは及ばざるが如し。要はハイテンションで逆に体に負担がかかってしまう、という事です。

鑑定書をお持ちの方は、年運の表の下にある表が五行バランスです。数字の多いものが、そこに傾きやすく、感情や症状が出やすいと思って下さい。

ちなみに私を例に出すと、土の気がそもそも他より多いのです。そもそも＜憂い＞に偏っているので、ちょっと憂いやすい性格ですし、ちょっと憂いただけで症状が出たりします。言い方を変えると＜憂い＞に鈍感です。自分が憂いている状態だと気づきません。五行を知るまでは、体の症状と感情を結びつけて考えませんでしたが、最近は症状が出て『あ、私、憂いてたんだ^^;』と観察しています。あれが憂いた状態か〜〜と（笑）

ちなみに、今年は土と水の巡っている年です。全体的に憂いやすかったり、恐れが増したりします。毎年、違う五行の”気”が巡っていますので、同じ事が起こっても、自分の反応が去年と違うのはその影響と捉えても良いでしょう。いろんな環境がありますから断言はできませんが、それも考慮に入れて良いと思います。考慮に入れて、自分だけの責任ではなく、気の流れに影響されている、つまり、自分も自然の気の流れと一体になっているんだなぁ、と自然や地球、宇宙と一体になっている自分を想像して感じられると、雄大な気持ちになり、緊張もゆるみませんか？

とかく、自分だけで頑張りがちな現代人。個で考えるべき事もありますが、全体ともつながっているという事をお忘れなく。そうやってつながっている、という事は、全体から拒絶されてはいません。受け入れられている、という事です。個になったり、全体に委ねてみたり、そこも自分でバランスを取れると心地よく生活できますよね。

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