敵に塩を送る

いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

人間誰しも、どこかで誰かに認められたい、という気持ちがあります。私もそうだし、これを読んでいるあなたもお持ちでしょう。それは、あなたが嫌だな〜と思っている相手も同じ事。

人を嫌う気持ち、気が合わない、反りが合わない、生理的に無理、と思うのは人として当然の感情で、どこかで誰かに感じるものです。嫌わない方がいいのはわかっているけど、嫌いなものはしょうがないです。

ですが、その事で生活や仕事に支障が出ているのなら対策は取ったほうが良いでしょう。と言っても、嫌いな人には直接アプローチしたくないものです。こちらからアプローチなんて、もってのほか！なので、ここは１人で儀式を行います（笑）

嫌わている、認められていない、というのはなんとなく、なんとなく感じるものです。自分にも伝わるように、険悪になっている相手にも伝わります。だからこそ、嫌い、反発という感情がでてくるのですが、なぜ反発するかと言うと、実は認められたい、とどこかで思っているからです。無意識かもしれません。いや、ほぼ無意識でしょう。

さて、儀式です。
【敵に塩を送る】ということわざがあります。これを”念”の世界でやってしまう事です。つまり、相手に【私はあなたの事を認めます。いつもありがとう。】と心の中で念じるのです。一瞬でいいです。ホントに、気合い入れて一瞬で終わりにしてしまっていいです。嫌いな気持ち、それはもっていていいですが、一瞬だけ、その反対側の気持を持つことで”嫌い、イヤだ”というネガティブな緊張で保っていた均衡が壊れ、張り詰めていた何かが壊れ、気づきが生まれるはず。

相手との関係を改善したい、というよりも、自分がそのネガティブな減少に支配されないようにするための儀式です。お互いに＜嫌だ！＞と言っているという事は、同じ土俵の上にいるという事です。自分と相手が同じ世界にいるという事です。私はそう考えた瞬間、ゾッとしましたので、１ミリでもいいから、その人と違う世界に行こうとしました。（もう何十年も前にイヤになった人です。未だに近づきたくありません）距離を置いたとしても、相手の事が”腹たつ〜〜！！！”と思い出されてしまうのなら、支配されている状態だと私は思ったので、それを終わりにしたかったのです。

自分のために、自分がひとつ大人になって、相手を受け入れる姿勢を見せる。その儀式は自分に見せる儀式です。自分を認める儀式でもあります。逃げているばかりでなく、キッチリ向き合って立ち向かった自分を褒めない人はいないでしょう？よくやった！と自分を褒めたら、それだけでも満足できるはずです。満たされます。

相手と同じ土俵に立って”あんなヤツ！”と思い続けるか？一瞬でもいいので、ひとつ大人になって相手の存在を認め、違う世界に移行するか？

祈りは相手に届くという科学的な実験結果も出ている昨今。ダメ元でやってみるのも有り。念の世界の話なので、実害は無いと思います。自分のメンタルを救いたいと思ったら、お試しください^^

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