理由さえわかれば

いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

運命学で相性を観る事があります。友人知人、夫、子供、上司、部下、嫁、姑・・・観たい相性は結構あります。気の合わない人、気に障る人は誰にでもいます。悩みのほとんどが、人間関係です。

生きている限り人と接しますから、何かしら人間関係の悩みは出てくるものです。それを解決しようとする事に意義があるので、嫌う事、悩む事、摩擦が起こる事に関して、私は悪い事だとは思っていません。以前は＜人とは仲良くするもの＞と当たり前のように思っていたので、仲良くできないような状況になるのを避けていましたし、仲良くできない自分を叱咤していました。

ですが、すべての出来事を自分の学びのため、気付きのためにある、と置き換えた時、摩擦があるから学びになると捉える事ができ＜人とは仲良くするもの＞という呪縛から解き放たれました。

星の解釈上で相性がすこぶる悪い人もいます。「そりゃ、お互いを理解できないよね」というものもあります。そういう組み合わせで出会ってしまい、自分の人間関係における悩みになってしまった場合、それは”運命の人”とも言えます。相反する物を持ちつつ近寄った。お互いに刺激しあえる事、何か、自分の思い込みの呪縛から解き放ってくれる相手として出会った、とするならば、これは運命の出会いです。

嫌な相手ですから「そんな人から学びたくはないわっ！」という怒りの感情が出てくるとは思いますが、相手から何かを学ぶ訳ではありません。何かを参考にしたり、手本にしたりする必要はありません。その人に対する感情から何を学ぶか？です。その感情は自分の”不要なこだわり”のヒントになりますから、しっかり捕まえて、しっかり見つめてみる事をオススメします。呪縛から解き放たれれば、その嫌いな相手の事は何とも思わなくなりますから。スルメイカみたいに、色々気づいても、まだ味が出るか？まだ出るのか？！みたいに、同じ相手から何度も学ぶ事もありますが。

物事を発展させるには、相性が良いに越したことはありません。ですが、自分を発展させるためには、相性の悪い相手をそばに置いておく必要もあります。相性が悪い人というのは、その人物から離れ別の場所に行ったとしても、別の姿形の人で同じタイプとして現れます。自分がそのタイプの人から必要な学びをおえれば、そのタイプは二度と出現しません。

嫌いな相手の事を「あんなヤツ〜〜！腹が立つ〜〜！！」と思い出している時間がもったいないので、ここは一呼吸して「さて、あの人は私のどんな思い込みを壊そうとしているのか？」と自分に問いかける事をおすすめします。

ちなみに運命学でもそうですが、命式上相性が悪い、とわかった瞬間に悩みの半分は無くなります。相性はどうなんだろう？なぜ噛み合わないんだろう？という悩みから解き放たれます。

「やっぱりね！」と理由がわかった瞬間に、スッキリするものです^^

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