いつでも100％

いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

年をとったら、あれもこれもできなくなる、早くやっておかなくちゃ！と思っていた40代。とっても焦っていた40代。50代の今になってみれば、なーんだ、これから何でもできるんじゃない。と、焦りから徐々に解放されています。

もちろん、明日、何が起こるかわからない、槍が降ってくるかもしれないし、突然、想定外の事件が起こるかもしれない。だから、今を精一杯生きる事も必要だけど、だからと言って、何もかも”今”に詰め込む必要は無いのだな、と感じ始めています。

やり残すと後悔する、という見方もありますが、やり残したっていい、という考えも必要かと思うのです。やり残した事があったっていいじゃない、と気持ちに余裕が持てれば問題は無いですから。やり残した、と思っているのは自分だけで、周りから見いれば十分やっている事も多々あります。自分の感覚は大事ですが、他人の意見も受け入れる事も大事です。

やり残す、というのは、精一杯やったけど、どうしてもできなかった、という風にも考えられます。物理的や時間的にどうしてもできない事はありますから。やり残した事を「自分の力が及ばす・・・」と自責に念にかられてしまうと、それはネガティブな発想になります。自分がだめだった、と捉えると辛いばかりです。それよりも、達成できなかったけど、自分にできる事は精一杯やった！よくやった自分！と褒める心境が何よりも大切です。それが後悔をしない、という事。

やり残す事、できない自分を認める事、全部が全部できない、という事を自分に認めてあげる事。それが等身大の自分を受け入れる事だし、現実を受け入れる事。もっとできるんじゃないか？と思うのは、ある意味、幻想を追いかけている状態です。

やり残した事があったとしても、あなたが傷つく事はありません。だめな人間だと、悪い人だと言われる筋合いもありません。生きているだけで、十分、輝いているのです。尊いのです。

後悔を生きるエネルギーとして燃やすのであれば、大いに後悔して、悔しい思いを味わえば良いと思います。それが成長に繋がり、自分自身を強くするならば、大切な体験です。ですが、自分を責め、疲弊して弱くなって行くのであれば、後悔は即刻中止して、そこまでやった自分を褒める方向に切り替えるべきです。

50代になったらできなくなるだろうから、今のうちに！と思っていた40代。後悔する事を恐れるあまり、ちょっと焦り過ぎてたな、と思います。＜やり残した事＝後悔＞ではない、後悔を恐れるなかれ、と気づいたから、今の自分にリラックスできるようになりました。

みんな、その時その時で100％の力を出し切って頑張っているのです。どんな事があっても、自分を褒めて良いのです。どの道、最終的に責任を負うのは自分。自分の人生ですからね^^

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