何が望み？

いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

できない事を受け入れ、できる事を伸ばす。これが最も生きやすい生き方ではないかな？と思います。まるでチャレンジ精神の無さげな感じですが、できない事を受け入れる、というのはなかなかこれが、プライドが高ければ高いほど至難の技。受け入れられず、苦しむ事となります。できない自分は認めたくないですからね。

運命学で分析していると、できる事、できない事がはっきりと分かります。その人の”役割り”というのが見えてきます。見えてきますが、本人がその役割を気に入らなければ、使命はまっとうできません。例えば、幼稚園の学芸会でカスタネットの役割を与えられたにもかかわらず、カスタネットなんて地味でイヤ！花形のピアニカがいい！と駄々をこねるようなのも（ちなみに私のエピソードです　笑）

その音楽を奏でるためにはカスタネットは必要な音です。ですが、割り当てられた本人が”嫌だ〜〜！”と拒否すれば、いやいやながらの演奏になります。ピアニカいいな〜と、他の事に気が行って、カスタネットの演奏に身が入りません。これが自分の与えられた役割、私のやるべき事！と受け入れれば、カスタネット演奏にも、その音楽そのものにも集中できるのに。

起こった現実というのは、魂の望みとして現れている場合があります。いや、そのほとんどが魂的にメリットがあるから起こっています。カスタネットを割り当てられた私は、思考でピアニカを望みましたが、魂的にはカスタネットの演奏が適していたのです。そこに学びがあったはずです。地味な所でチームの一員として参画する、というような事が私には学びだったと思います。

自分の思考の望みと魂の望みにギャップがある場合があります。一致している人はスッキリとやるべき事、やりたい事がわかり、方向性も決まりやすいです。そういう方はそういう方で、誰になんと言われてもやり続けるか？という課題が出てくる可能性がありますが、それでも方向性が決まっているのでやりやすいです。ギャップがある人は、そのギャップを埋めていく事が大きな学びになります。魂の望む事は何なのか？自問自答を繰り返し、起こる現実を肯定し、受け入れていけば必ずそのギャップは埋まり自分のやるべき事が見えてきます。

意外に魂のやりたい事は現実に起こる事の中に眠っています。ないものねだりをせず、なぜか繰り返しやってしまう事、ずっとやり続けている事にフォーカスすると、自分の生きる道というのが見えてきます。それに対して良し悪しをつけるのは自分です。こんな事、やりたいくないわよ！と思うのか、これが役割であるならば、全うさせて頂く、という姿勢になれるのか？思考での望みを捨てた時、フッと楽になれる瞬間があります。それが魂の望みに気づいた瞬間かもしれません。

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