人は鏡

いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

自分のイヤ〜〜な感情がわくという事は、結果的に何かの気付きにつながります。その事に気づいた時の気まずさと言ったら^^;その気まずさに出会いたくなくて、気づく事を無意識に避けている事も多いのかもしれません。気づいたから気づきであって、気づかなければわからない事ですから。

特定の人ではなく、人のある行動を見ると急にテンションが下り、どよ〜〜んとなる時があります。別に危害を加えられらとか直に文句を言われた訳では無いのに、気分が滅入るのです。その横で腹立たしい気持ちもある。これはいったい何なんだ？何を見たらそういう気持ちになるか、ということはわかっていても、何に反応しているかがわからない。これもまたジレンマです。

しばらく、そこにフォーカスしていたのですが＜嫉妬＞という事がわかってきました。嫉妬、羨ましいという気持ちです。ポジティブな羨ましいじゃなく、ネガティブな羨ましい。妬ましい、恨めしいの入り交じる感じの羨ましい。嫉妬する気持ちは人間誰しも持っているので、そういう感情が現れるのは悪い事ではないのですが、持ち続けるのはちょっとしんどい。

持っている感情とは言っても、あまり感じたくないものですからね。ネガティブなものを嫌うのもまた人間ですから。（こうやって文字にしてみると、結構なわがままっぷりですね（笑））

人は人、自分は自分、世界にひとつだけの花、人と自分を比較しない自分だけの世界、という観点を持てばいいし、そのように生活できている部分もあります。ありますが、ある特定の行動を目にすると、どよ〜〜ん。なぜそんな感情になるのか原因がわからないから、更にどよ〜〜ん。

原因がわかれば解消される事も知っているので、まぁ、理由を探しますよね。探すためには向き合わないといけないので面倒ですが、放置すると更に面倒なので探していると、あるときふと気づいたのです。

【全否定】されている気持ちになっているんだ！

ある特定の行動を見ると、それを実践していない自分に【あんたダメじゃん】と言われている気がする。

自分を否定される事はとっても悲しい事なので、受け入れたくないです。【あんたはダメだ！】とか【あんたは違う！】と否定されて、はいそうですか、とはいかないですよね。（こっちから願い下げな事であれば話は別ですが。）

どちらかと言えば「そんな事無い！」と反発心がわくものです。絶対にそんな事は受け入れられない！と。

反発していただけなんです。

自分を否定されないように、一生懸命。

自分がその行動を見て、勝手に否定されたと思っていただけなのです。誰もそんな事を言っていないのに、自分が自分に言っていただけというオチ。

自分で自分にダメ出しをするクセが、ここにもひっそりと息づいていたというオチ。

残念だ…（笑）

私にはできていない、と思い込んで自分を否定（自己否定）していた事に気づいた時、本当にそうか？という疑問もわいてきました。

確かにそのやり方ではやっていないが、別のやり方でできてるんじゃない？

あれ？私もできてる？？

あれ？できてるならダメじゃないじゃん。

あれ？ただの思い込みだったじゃん！

妙な思い込みから外れると現実が見えてきました。

この時ですよ。気まずい気持ちになるのは。

見た人の行為だけじゃなく、同時にその人そのものを嫌だなと思っているので、思い込みのベールが外れたとたん、私に気づきをもたらしてくれた”いい人！”になり、振り上げたこぶしをど〜〜しよう？！みたいな感じになるのです。

しかも自分の勘違いが原因という。

心の中の事。誰も見ていないのをいいことに、心の中でそっと手を下ろしますが（笑）

人は鏡。自分の良い部分も映してくれています。「あれ、いいなぁ」と羨んだとしても、それは案外、自分が映っているのかもしれません。

実はできている。

知らないのは自分だけ（笑）

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