対となるものですから

いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

昨日書いた＜マズローの５段階の欲求＞。つまり、人間にはそもそも欲求というのがある、という事ですね。常に欲求があるのですから、常に自分を満たす手立てを考えておく必要もあります。

自分にご褒美♡

これが上手な方とそうでない方がいるので、難しいところです

運命学的に言えば、自分にご褒美をあげるのが下手なのは牽牛星、玉堂星、調舒星をお持ちの方。なぜなら、自分に対する理想が高いので、たいてい「こんな事でご褒美なんかあげられないわ！！！」という心理は働きます。つまり、よっぽどの事を成し遂げないと、ご褒美なんて自分にあげません。

それで自分が精神的に疲弊しているならば、無理にでも、自分を”満たす技術”や”生きる術”として、ちょっとした事にご褒美を用意する事をおすすめします。で、この星の方はご褒美もまた大きいんです。大きなご褒美をもらうためには、でっかい事をしなければ！的な所があるので、ご褒美は小さめから始めましょう。

＜ありがとう＞という言葉でも良いのですよ。＜よく頑張りました！＞という言葉でも。

逆に石門星、鳳閣星、龍高星の方は自分へのご褒美に上げ方が上手です。自分で自分を”のせる”事に長けています。自分へのご褒美を楽しいゲームの一環として捉えている所があるので、楽しげです。

過ぎたるは及ばざるが如しで、ご褒美の上げすぎで、特に甘いものをご褒美にしていると他の問題（体重増加とか）も出てくるので何事もほどほどに。

欲求も過ぎると”欲望”というややネガティブな方向に走ってしまいます。車騎星をお持ちの方は前進する事に対しての欲求が大きく成りすぎる事があります。なりふりかまわずどんどん進む。成長への欲求が強すぎて周りが見えなくなる事もあります。禄存星の方は”愛”に貪欲になりがちです。欲求を越えて欲望に傾く傾向があります。どちらもたいてい周囲が見えなくなってしまいますので、自分で注意のしようも無いのですが、自分にはその傾向がある、と自覚するだけでも暴走は止められると思います。

健全な欲求で止まるのか？貪欲な欲望に変えてしまうのか？自分では止めようもなく、学びの為にそうなってしまう事もあるので、良し悪しは言えませんが、物事がうまくいかずストレスになっている時、あまりにも不満を感じる事が多い時、自分のしたい事が”欲求”レベルなのか”欲望”レベルなのかも検証してみると、問題が解決できるかもしれません。

と、ここまで欲求について書いてきましたが、運命学的には星の組み合わせなどにより、そもそも”欲が無い”性質の方もいます。自分には人の持っている”欲求”とか”欲望”が無いなぁとお悩みの方は該当者かもしれません。

欲があっても無くても、悩みのタネ、ですね。

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